休日に上司から来るLINEの対処法

働き方

こんにちは、アサヒ総研の金井です。

LINEは便利なツールですが、便利さがかえって悩みの種になっている方も多いのではないでしょうか。休日に上司から来るLINEに困っている、ゆとり・さとり世代の若者も多いでしょう。

休日に上司から来るLINEのパターンから、有効な対処法を考えます。

休日に上司から来るLINEでよくあるパターン3選

○仕事関連全般

○ダメ出し

○プライベート関連全般

休日に上司から来るLINEは、3つに大きく分けられるでしょう。

仕事関連全般

○半強制的な休日出勤の命令

○仕事についての依頼や指示

○スケジュール確認

仕事全般に関連して、休日に上司から来るLINEの例です。依頼や指示については、緊急性の有無にかかわらず、気付いたことをとにかくLINEで伝えて来るのが特徴。

休日明けのスケジュール確認も、よくあるパターンでしょう。週明け月曜の朝一でやるべき仕事を、日曜の朝にLINEで送ってくれる、親切極まりない上司もいるようです。

ダメ出し

○仕事に関連するダメ出し

○礼儀に関連するダメ出し

ダメ出し関連のLINEは、2つに大きく分かれるでしょう。礼儀に関連するダメ出しで特に多いのが、挨拶について。普段の挨拶だけでなく、お中元・お歳暮・年賀状などを送ってこなかったことに対するダメ出しを、LINEしてくるケースもあるようです。

プライベート関連全般

○飲み会の誘い

○ゴルフの誘い

○世間話

○恋愛相談

「今、○○でお酒を呑んでいるから、来ない?」といった具合に、飲み会の誘いをLINEで送ってくるパターンが、特に多いようです。頼んでもいないのに恋愛相談を買って出てくれるなど、プライベートな話に首を突っ込んでくる上司の話もよく耳にします。

休日に上司から来るLINEの対処法

理論上、仕事に関連するやりとりをしている時間は、立派な「業務時間」にあたりますから、事業者にはその分の給料を支払う義務があります。休日にLINEで連絡を取り合った証拠を労働基準監督署に提出すれば、事業者に何らかの勧告がなされるかもしれません。

しかし、そうはいっても理論はあくまで理論。休日にやりとりしたLINE分の給料を会社に要求するのは、非現実的な話でしょう。そもそも、LINE分の給料が欲しいのではなく、上司には休日にLINEを送ってこないで欲しいだけの話です。

もっと現実的で、なおかつ明日からでも使える対処法を、いくつか紹介します。

LINEの通知をオフにするとどうなる?

通知をオフにすれば、上司からLINEが届いても通知は鳴りません。通知をオフにした事実を上司に知られることもありませんから、気分的には楽になるでしょう。ただし、通知が来ないだけでメッセージ自体は届くので、根本的な問題が解決されません。

LINEアカウントを使い分け、その旨を上司に伝える

ビジネス用とプライベート用でLINEアカウントを使い分けるのは、有効な対処法のひとつでしょう。その上で、アカウントを使い分けていることを、上司にハッキリと伝えることが重要です。「ビジネス用のLINEは休みの日には見ない」と、ハッキリ伝えましょう。

上司からLINEが来るような業務上のスキをつくらない

休日に上司から来るLINEは、業務上の指示・連絡・ダメ出しなどに関連する内容が多いわけですから、そのようなスキをつくらなければ、その分LINEの頻度も落ちるはずです。業務連絡は緊急時に限るよう、上司に伝えておくのも有効でしょう。

仕事をキッチリこなすことが、プライベートを守ることにもつながっているというわけです。仕事のレベルアップにもつながるので、一石二鳥ではないでしょうか。

休日に上司から来るLINEの対処法についての意見3選

○LINEグループを退会する

○人事部など担当部署に相談する

○会議に動議を共同提出する

インターネット上には、休日に上司から来るLINEで悩まされているゆとり・さとり世代の若者が、大勢いらっしゃいます。そんな方々が編み出した対処法が、以上3つです。

LINEグループを退会すると、上司からのLINEに対処する必要はなくなりますが、その過程や結果において、余計な波風が立ちかねません。小規模な会社ならば、人事部に相当する担当部署が、存在しないケースもあるはずです。

会議に動議を共同提出する際の注意点

「会議に動議を共同提出する」のは、効果的な対処法かもしれません。「業務時間外のLINEは原則として禁止する」ルールをつくるよう、会議に動議として提案してみてはいかがでしょう。

 

その際、単独ではなく同じ悩みを抱える同僚と、チームを組んで共同提出することが大切。一人で動議を提出するよりも、ストレスやプレッシャーが小さく済みますし、動議としての重み(深刻度)も違うからです。

 

LINEではなく、chatworkを標準連絡ツールとするよう提案するのも、ひとつのアイディアかもしれません。chatworkはLINEと似た機能を持つツールですが、既読機能が付いていない点が、LINEとは決定的に違います。

 

chatworkなら、「コメントを無視しても上司にはわからない」というわけです。

 

休日に上司から来るLINEの対処法


①LINEアカウントをビジネスとプライベートで使い分け、その旨を上司に伝える

②会議に動議を共同提出し、ルール作成を促す

※大前提:業務上のスキをつくらない

以上2点(+大前提)が、休日に上司から来るLINEの対処法です。まずは①を試してみて、効果がなかったら②へ移行すると、穏やかに話が進むのではないでしょうか。

 

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